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絵画 白石昌夫 ----------しらいし・まさお[b.1937-]
埼玉県出身。61年東京芸術大学美術学部絵画科卒業。大学以前から荻太郎に油彩を学んでいた。学生時代は伊藤廉に指導を受ける。寡黙な師だったが的確な面があったという。同大専攻科に進み、64年に初個展を開催した。
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作風はすでに抽象絵画であった。ヨーロッパの幾何学的抽象の潮流からの刺激は、その後も制作への問いかけの基盤となり、今日に至っている。近作では、固めの絵具から偶然できる粒状のテクスチャーを生かし、ヴァーミリオンを基調とした幾何形体が画面を構成している。75年からギャラリー・オカベでほぼ2年毎に行なっている個展は、静かに呼吸するかのように、この画家にとって大切な活動となっている。60年代なかばから、美術教員としてのキャリアをもち、和光大学では2005年から学長を務めた。

図版=《かたちへの試み B-蝉のうた》 2008年
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