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絵画 青木純子 ----------あおき・すみこ[b.1922-]
千葉県出身。示現会創立に参加、現在顧問。女流画家協会創立メンバー、現在委員。1943年、太平洋美術学校卒業。在学中から室内の人物や静物画を中心とした力強いタッチの油絵で、数々の賞を受ける。
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日展をはじめ多数の展覧会に出品をかさねる一方、絵画教室で多くの生徒を育てた。自らの病と夫で画家の鈴木満の死去は、画家の作風を大きく変えた。77年の《幽と明》の幻想的な作品をへて、79年頃からの多くの作品では、人形に託して人の喜怒哀楽をはじめ、憧れ、追憶、孤独、不安、そうした様々な想いが画面から伝わってくる。画家が着せた衣裳を身に纏った人形たちは、画布から、見る者の想念にするりと入り込み、静かに語りかけてくるのだ。老齢に達した画家はアトリエで人形たちとどのような会話をしているのか、次作が待たれる。[MY]

図版上=《幽と明》1977 79年高島屋個展出品
図版下=《夕陽》1996 第49回示現会展出品
文献=青木純子自選画集 制作・求龍堂 1998
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