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立体・インスタレーション 関根秀樹 ----------せきね・ひでき[b.1960-]
福島県出身。ジャンルを規定しようとすると、するりと抜けていくものがある。30冊以上の著書があり、摩擦火起こしの世界チャンピオン、民族楽器や絵具や手道具の研究家でもある。古代の発火具や楽器や染色技術を復元し、
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物理化学で読み解き応用する。そこに作家独自の造形へのアプローチが見えてくる。 鉱物と怪獣好きの科学少年は小学6年でシュルレアリスムと出会い、理科室でロケットや絵具や結晶を作りはじめる。大学は古典文学専攻だが、工業デザイナー秋岡芳夫や和光大学の岩城正夫先生(科学技術史)から手仕事へのまなざしと手からの発想を学んだ。分野横断的な仕事で美術館のワークショップなどに呼ばれることも多いが、とくに眼を引くのはサウンドオブジェだろう。学生時代に松本秋則や吉村弘の作品に出会い、惹かれてきた。京都木津町の竹林に建つサウンドパイプは風が吹くと和音を奏でるステンレスの列柱群。環境芸術ともいえる。近年は民族技術や民俗造形から発想する作品も制作している。

図版=《サウンドパイプ》京都府木津町
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