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絵画 伊藤彦造 ----------いとう・ひこぞう [b. 1904-2004]
昭和前半期に地位を築き、時代劇のジャンルで活躍した挿絵画家。1925年、21歳のとき、『朝日新聞』の連載小説「修羅八荒」の挿絵が注目される。以後、講談社系の雑誌を舞台に活動。
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『少年倶楽部』での「豹の眼」(27年)、1925年、21歳のとき、『朝日新聞』の連載小説「修羅八荒」の挿絵が注目される。以後、講談社系の雑誌を舞台に活動。『少年倶楽部』での「豹の眼」(27年)、「角兵獅子」(27年)の挿絵が人気を不動のものとした。 市内には1941年から在住、戦後の仕事では、『冒険活劇文庫』(後の『少年画報』)での剣豪名場面集が有名。緻密なペンの描写は、美しい構図と相俟って迫力あるものとなっている。伊藤家は代々剣道をたしなむ家系であり、江戸時代の剣豪伊藤一刀斎の末裔と言う。幼少時の彦造は父に真剣をもって、剣術を指南され、「切ることになれろ」と軽く皮膚を切ったと言う。そうした体験が彦造の確かな描写のもとになっている。

図版=《決戦宮本武蔵》1951年『伊藤彦造イラストレーション』
(河出書房新社 2006年)より
文献=『伊藤彦造イラストレーション増補版』 河出書房新社 2006年
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