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絵画 八田敏郎 ----------はった・としろう[b.1942-]
1942年石川県生まれ。08年、日本表象美術協会理事長に就任。
09年1月現在、上野の都美術館で小品展「ほっぷ・すてっぷ展」が開催され、画家はにこやかに会場に佇んでいた。その数日前には町田市内のカフェテラス.エリカ にて氏のアトリエの小品展を主宰しており、忙しい日々を送っているようだ。
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画家は、高岡工芸高校を卒業後 永らく日産自動車でカーデザインの仕事に従事していた。しかし、在職中より絵画への情熱を継続して持ち続け、68年には仲間とグループ『風』を結成。その展覧会は41回を数え、創立者の一人として活躍している。また93年には町田市国際版画美術館で〈町田の四季〉をテーマに初個展を開き、市内に取材した風景画を35〜36点を展示し好評を得た。その折、個展を見た葛城尚氏より薦められ、全国公募の日象展に出品しその後日本表象美術協会に所属する。 54歳で独立してからも絵筆をとり続け、97年からは会員として活動している。 掲載図版の作品は、第32回日象展で発表作。内閣総理大臣賞を受賞した作品だが、赤と青の色彩対比と裸婦の実像とシルエットの形体対比が鮮やかな描写で、浮き上がる植物を背景に《化身》なる物語と共に 観る者は不思議な世界に誘われよう。

図版=《化身》アクリル 160.1×130.3 2005

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