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版画・絵画 門坂流 ----------かどさか・りゅう[b.1948-]
kadosaka-00.jpg 京都府生まれ。1968年、東京藝術大学油絵科入学。73年より鉛筆画、続いてペン画による創作活動を開始し、主に書籍の装幀、雑誌の挿絵などを手がける。85年、エングレーヴィングと呼ばれる銅版画の技法に出会う。ビュランという道具を使って銅版を刻んでいく感覚と、そこから生まれる鋭い線に強く惹かれ、現在はこの技法による制作が中心となっている。

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アトリエは、市内高台に建つ自宅の一室。年代物の大きなプレス機をはじめ、机や椅子などが所狭しと置かれている。壁には若い頃繰り返し描いたフェルメールの模写も掛かり、まさに門坂ワールドを形成している。極細の線の集積による動きを感じさせる作風は、鉛筆画・ペン画・銅版画のすべてに共通する。描くモチーフの多くは、山や川など自然の光景だ。その原点は幼年期のころの感覚の記憶にある。水の流れや火の揺らぎ、稲穂が風になびく様など、動いているもの、とらえられないものをじっと見続けていたことを、今でも鮮明に覚えているという。04年以来、毎年不忍画廊で新作展を開催している。[IC]

個展情報
  • 2013年3月30日-4月13日 不忍画廊
  • 門坂流 ペン画展―風力の学派より― 2010年4月17日-4月27日(会期中無休) 青木画廊(銀座) (初期のペン画集<風力の学派>より約25点を展示)
  • 門坂流新作展 2010年4月10日-4月25日 樹樹画廊(名古屋市)
  • 門坂流新作展 2009年12月1日-12月12日 不忍画廊(東京都中央区)
  • 門坂流銅版画展 2009年12月12日-12月18日 ギャラリー歩歩琳堂(神戸市)


図版1=《露草と蝶》エングレーヴィング 11.7×16.2cm 1990
図版2=《硫黄岳》エングレーヴィング 23.5×36.0cm 2008
主な文献=ドローイング集『風力の学派』 ぎょうせい 1988
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