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絵画 小堀四郎 ----------こぼり・しろう[b.1902-1998]
小堀は、戦前期の町田市の風景を描いた画家である。鶴川や柿生にまだ家屋がなく、農村であり、木立があり、四季のいろどりが見られる、そうした風景をコロー風の画面に手堅くかつ美しく捉えている。

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小堀四郎は、名古屋出身。東京美術学校に学んだ。25歳で帝展に入選、その後渡仏し絵画研究に研鑽する。1933年に帰国後滞欧作品展を開催、34年、森鴎外の次女杏奴と結婚。当時の画壇の混乱もあり、師の藤島武二の助言から画壇とは一線を画した制作活動へ進む。戦後、教職などの勧めもあったが、絵画の探究の道を歩き続けた生涯を送った。 豊田市美術館に寄贈作品を常設する展示室が設けられ、年に3、4回の展示替えを行なっているほか、世田谷美術館にも多くの作品が収蔵されている。[IC]

図版=《鶴川風景》油彩 73.0×53.5cm 1944
主な文献=「特別展 小堀四郎」展図録 渋谷区立松濤美術館 1986
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