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版画・ドローイング 江波戸冽 ----------えばと・きよし[b.1947-]
千葉県生まれ。町田市在住15年。絵を描き始めるきっかけとなったのは、20歳の頃。目の病気を患い、思い悩んでいたが、現代絵画の存在を知り、救われる思いで絵の世界にのめり込み、独学で描き続けた。

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江波戸にとって描くことは自分を救済するためであり、精神的に立ち直るための行為であるという。勤めを終えて帰宅後、自宅の敷地内にあるアトリエで、日々制作に励む。ドライポイントによるモノクロームの作品を制作。画面の中の一本の線がまた違った線を呼び起こすといった感じで、銅板に下書きなしで直接彫り進んで行く。瞬間瞬間に浮かんだイメージを描き込み、その結果として一つの物語が誕生する。人物あり動物あり。どこか無気味でマンガチックでもある。「妄想の世界ですね。深刻さと馬鹿馬鹿しさが混然としている」と作家は語る。2009年からはアクリル絵具や水彩クレヨンなどを用いたカラフルなドローイングを発表。色が付いたせいか、作品から受ける印象は以前に比べかなり明るい。 毎年巷房にて個展、ギャラリー悠玄にてグループ展を開催。2010年5月巷房にて個展予定。[IC]

図版1=《王冠を被る魚の王》アクリル絵具、水彩クレヨン 54×39cm 2009
図版2=《境界植物(昆虫植物)》銅版画 40×36cm 2008
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