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オブジェ 江波戸郭子 ----------えばと・かくこ[b.1952-]
神奈川県生まれ。1974年、和光大学芸術学科卒業。町田市在住15年。父親が画家であったため、幼い頃より美術は常に身近な存在であったが、大学入学時は、特に作家になろうとは思ってなかった。西洋美術史の授業で、北原一也先生からロマネスクおよびヨーロッパのプリミティヴ・アートを学び、大いに刺激を受けたことから、表現することに興味を持つ。

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77年から81年までは、主にリトグラフによる版画作品を発表。84年頃からは、布と紙を素材にしたオブジェの制作を始め、86年に第2回日本オブジェ大賞展奨励賞受賞。2003年頃より、人形をつくり始める。きっかけは、個展の際、それまでのオブジェの延長でつくった人形が、思いのほか見に来た人が楽しんでくれたこと。自らの作品を「オブジェ・ドール」と呼ぶ。ちょっと物憂げで独特な表情の人形たちは、見る者を見知らぬ世界に誘い込むかのようだ。「つくることが精神的な支えです」と語る彼女は、特別なアトリエを持たず、キッチンでもリヴィングのテーブルでも、思い立ったらどこでも制作現場にしてしまう。ギャラリー悠玄(銀座)でのグループ展に毎年参加。06年、09年には巷房(銀座)でオブジェ・ドールの個展を開催[IC]

図版1=《巷房個展風景1》高さ80-110cm 2009
図版2=《ぽ》高さ20cm 2009
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