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絵画・版画 中里斉 ----------なかざと・ひとし[b.1936-2010]
中里は、町田市内で育ち、桜美林中学、高校を卒業、1960年に卒業した多摩美術大学では油彩を学んだ。62年に渡米し、ウィスコンシン大学大学院、ペンシルヴァニア大学、美術大学院で学び、以後、ニューヨークを中心に制作を行なっている。フィラデルフィア美術館をはじめ、台湾、オーストラリアなどでの展覧会に参加。国内では、60年代末から発表を行なっている。

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絵画と版画をほぼ並行して制作活動をしてきている。アメリカと日本、英語と日本語、近代美術と現代、そうした自身を包む二面的な世界、歴史を踏まえ作品に取り組んでいる。色面を分割する細い黒の描線がひじょうにデリケートである。多くの作品の画面には、作家の手の痕跡ともいえるストロークと幾何学的な形象が、明るい色彩とともにリズムを刻んでいる。ストロークは作家自身の感情、生へつながるもの、幾何学的な形象は普遍的なことへつながるものとも言えよう。 2010年6月には、町田国際版画美術館で「中里斉 モダニズム・ニューヨーク⇔原風景・町田」展が開催された。また、桜美林学園の荊冠堂ギャラリーでは、2009年から3部にわけて個展が開催されている。2010年夏、ニューヨークの自宅で事故のため死去。[IC]

図版=《線外シリーズT》紙にアクリル ドローイング 152×102cm 2007

下4点は、町田市国際版画美術館での展示の様子。フラッシュや三脚などを使用しなければ撮影ができる。
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主な文献=「中里斉 モダニズム・ニューヨーク⇔原風景・町田」展図録 町田国際版画美術館 2010
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