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絵画 三浦智子 ----------みうら・ともこ
miuratomoko-00.jpg 1963年、東京芸術大学美術学部専攻科終了。大学では林武に師事。63年から65年までイタリア留学、ローマ美術学校ジェンティリーニ教室で学ぶ。66年から67年、アメリカ滞在。62年独立選抜第2回展出品および独立美術協会展入選(旧姓鶴田で出品)。68年、69年と75年から2001年まで女流画家協会展出展。99年立軌展に招待出品のち、01年立軌展同人となる。81年から現在まで銀座のサエグサ画廊やみゆき画廊にて個展を開催している。市内鶴川に在住。

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作品は、若き日のイタリア留学時代に遺跡を訪ね歩いた時の石との出会いが色濃く影響している。作品の美しい色彩やテクスチャーは石のそれに原点を感じ取れる。「切石を積み重ねたように作られた白い大理石の石段に、深々と刻み込まれている人々の歩みの跡、過ぎ去ったはるかな時や亡んでいった人々の思いをも深く刻み込み、限りなく存在し続ける石というものに強く心を惹かれるようになった」という。
また、大学で当時助教授だった山口薫との出会いも大きく影響し、「絵を模索する」ことを今でも心に留めている。
作家は語る。「心を澄まし、無心になって石の声を聴き、その傍らの命ある小さなものたちにも耳を傾けて、画布に向かい、模索して行きたいと思う。」[AK]

図版=《泉のほとり》 1986
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