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絵画・立体・インスタレーション 岡田和枝 ----------おかだ・かずえ[b.1976-]
東京都生まれ。町田市在住27年。2003年、東京芸術大学美術学部油画卒業。05年、同大学院美術研究科絵画専攻油画修了。大学在学中よりグループ展に参加。 初期の頃は、展示場所となる「壁」を意識した、キャンバスや和紙による半立体を制作。壁があって初めて成立するような、壁から外側へ広がっていくような作品を試みる。

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06年頃より、MDFパネル(合板)を用い、描くことを軸にした立体作品を展開。壁から離れて、そのもの自体で見せる、あるいは個々の作品を空間にインスタレーションすることで一つのシーンをつくり上げる作品へと移行する。
「塗り絵や、積木を組み立ててかたちをつくるような〈遊び〉の感覚も大切にしています」と作家は語る。特徴的な作品に、本の形体をしたものがある。合板でできた「本」の側面には彩色が施されている部分もあり、それらが組み合わされることによって、さまざまな表情が生まれる。08年、中勘助文学記念館(静岡)では、文学者のかつての住居という「場」に、合板の「本」を配する(床の間の段差に組み込ませる)ことによって、普段とは異なる風景を出現させた。[IC]

図版1=《あらます形》MDF、バルサ、アクリル絵具、グラス 100×70×105mm 2009
図版2=《もぐる景色》色鉛筆、本、ガラス板 235×235×235mm 2010
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