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立体 中田ナオト ----------なかだ・なおと[b.1973-]
nakadanaoto00.jpg 愛知県生まれ。1998年、名古屋芸術大学美術学部デザイン科卒業。2000年、多摩美術大学大学院修士課程美術研究科修了。01年より町田市在住。陶(やきもの)を中心とした立体作品やインスタレーションを展開。

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陶との出会いは、大学3年生の時。以降、陶という素材に魅せられ、普段目にするモノをやきものに置き換えるといった表現を通してその可能性を追求している。
とりわけ特徴的なのは、単一の小さなモノを寄せ集めて、そのものとは全く異なる形態をつくりあげる手法だ。たとえば、遠くからは東京タワーに見えるが近付いて見るとたくさんの携帯電話を構築したものであったり、富士山と思いきや、積み上げられた茄子の頂きに鷹がとまっているものであったりする(一富士、二鷹、三なすび)。鑑賞者は、東京タワーと携帯といった異なるかたちを同時に見ることによって、自分と社会、あるいは個と全体との関係性に思いをめぐらすこととなる。そこにはユーモアやアイロニーのセンスも垣間見える。
「普遍的なもの―見る人みんなが俯瞰して共有できるようなもの。一見単純そうで奥が深いものをつくっていきたい」と作家は語る。[IC]

図版1=(T_T)陶、鉄 85×85×333cm 2008
撮影:斎城卓
図版2=twins_dogs 陶 130×40×60cm 2009
撮影:斎城卓
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