non
版画 南正雄 ----------みなみ・まさお[b.1935-]
minamimasao-00.jpg 東京都生まれ。1959年、中央大学法学部卒業。銀行に勤務しながら絵の勉強をする。67年、日本デザインセンターにイラストレーターとして入社。74年、独立し赤坂にスタジオを設立。81年、神奈川の作家版画展に初出品。86年、自宅に版画工房を開設する。

  • minamimasao-01.jpg
イラストレーターから版画家への転身のきっかけは、仕事場近くのシルクスクリーン教室に通ったことだった。はじめは具象・抽象を問わずいろんなテーマで描いてみたが、チェースマンハッタン銀行にあるサム・フランシスの絵画に出合って以来、抽象画の世界に魅了される。
最新作の《PARTITION》は、分割された色面の上に、細かいストロークがリズミカルに配された作品だ。決して派手ではない「金色」が独特の雰囲気を放っている。最近はとりわけ金色を使うことが多くなった。「金色には不思議な力があるような気がします。金色はあらゆる色を内包しているようにも思えるし、色のカテゴリーを超えて物質そのものに思えたりもします」と語る。このように、金色の現代的表現によるさまざまな表情を追い求めて、制作に励む毎日である。[IC]

図版=《PARTITION》シルクスクリーン 21×54㎝ 2011
町田市ウェブサイトへ 和光大学ウェブサイトへ
和光大学附属梅根記念図書館へ non