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絵画 山内勝 ----------やまうち・まさる[b.1935-]
yamauchimasasru-00.jpg 京都府生まれ。町田に移り住んで10年近くになる。住居兼アトリエは、見晴らしの良い高台にある。高校卒業後、ファッションデザイナーの道に進むが、子供の頃から好きだった絵の世界が忘れられず、仕事の合間を縫って作品の制作に励む。54年、19歳で瑛九が中心となって組織されたデモクラート展に油絵を出品。64年には初めての個展を開く。以後、作品を発表し続けるが、本格的な活動は退職後の60歳を過ぎてから。

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現在の制作の中心は、油絵とレントゲンフィルムを組み合わせるというユニークな絵画である。この技法は50年程前にも一度試みており、その際、画材用にと、廃棄処分されるフィルムを特別に譲り受けていたそうだ。赤や青などの鮮やかな色彩の中に、半透明の、なにやら不思議な形体が浮かび上がる。「空間の奥行をレントゲンフィルムで試してみました」と画家は語る。タイトルには、《天の河銀河(地球)からみた宇宙》といった宇宙を連想するものも多い。少年の頃から抱き続けている宇宙への思いが、絵画を通して表現されたといえるだろう。[IC]

図版=天の河銀河(地球)からみた宇宙 油彩、木枠、レントゲンフィルム  530×455cm 2011

個展予定:2012年10月20日~11月3日 なるせ美術座(町田市)
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