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絵画 永井桃子 ----------ながい・ももこ[b.1976-]
町田市で生まれ育ち、現在も在住。1998年、女子美術大学洋画専攻卒業。2000年、同大大学院修了。89年より銅版画による制作を開始し、92年に東北電力「夢見る子供童話賞」絵本部門大賞受賞、受賞作『ウサギの畑』が講談社より出版される。00年に油彩による初個展を開催。以降、ときの忘れもの(南青山)などの画廊を中心に油彩画の発表を続けている。
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作品のモチーフは、主に花と動物。画面いっぱいに描かれた薔薇や桜などの花々は、やわらかな光を浴びて、いかにも心地よさそうだ。彩度を抑えたナチュラルカラー、そして表面のマットな仕上げが特徴である。兎や豚などの動物は、どこか人間を想起させる。花びらをそっと触ったり、花びらに耳を当てたりするポーズが愉快で、見る者の心を和ませる。また10年からは、江戸時代の絵師、伊藤若冲の絵に登場する植物を、背景に取り込んだ作品を展開。若冲の描く形態や様式を、自分なりの解釈によって自在に変様させ、そこに動物を忍び込ませるというもの。
さらに12年には、木版画による絵本『小ビンとカメ』を制作。白と黒によるコントラストの強い画面からは、画家の新たな一面が垣間見える。[IC]

図版1=SAKURA キャンバスに油彩 91×116.7cm 2010
図版2=想う―若冲より キャンバスに油彩 31.8×41cm 2010
ホームページ=http://www.momoko-nagai.com
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