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彫刻 松田重仁 ----------まつだ・しげひと[b.1959-]
matsudashigehito-00.jpg 山形県に生まれる。1984年、多摩美術大学大学院修了。80年より二科展出品(2013年まで出品)。ファーレ立川、代官山アドレスなどの屋外の彫刻のほか、ホテルや病院など屋内のパブリックアートも数多く手がける。
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自然が残る町田市相原に作家の仕事場を訪ねた。同じ敷地内には数名の彫刻家たちの作業場が点在し、一つのアトリエ村となっている。
「浮遊する水」をテーマに制作を続ける。「浮遊するとは、重力からの解放と同時に、事物は常に変化し移り変わることを意味します。そして水は生命の根源です」と松田は言う。植物の種から芽が出て成長する様子を表わした作品などは、その好例であろう。また彼は、美術と工芸との垣根を取り払うことを信条としている。とりわけ琳派に代表されるような室町・桃山時代の日本的美意識、そのデザイン性に惹かれるという。
「生活に寄り添っていくような彫刻をつくりたいですね。一昔前の日本人が床の間を飾って楽しんだように、日常の中でさりげなく美を意識できるような空間ができれば...」と、抱負を語ってくれた。[IC]

図版1=水の蝶 桂、真鍮 H800cm 2013 マンダリンオリエンタルホテル上海
図版2=地球の芽 ブロンズ H2500cm 2011 韓国清州国際彫刻シンポジウム
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