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前衛美術 赤瀬川原平 ----------あかせがわ・げんぺい[1937-2014]
横浜市に生まれる。30年にわたり町田市に在住。1997年には屋根にニラを植えた自宅兼アトリエ「ニラハウス」(藤森照信設計)を建てる。

60 年代初頭より前衛美術家としてスタート。「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」「ハイレッド・センター」の一員として活動し、「反芸術」の代表的作家となる。またこのころ制作した《模型千円札》が通貨及証券模造取締法違反に問われ裁判にまでなり話題を呼ぶ。68年から70年代かけて、漫画・イラストに主軸を置くようになる。パロディ漫画『櫻画報』はその代表作。さらに70年代末からは、尾辻克彦の名で文学の世界にも進出。81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。80年代からは、「超芸術トマソン」「路上観察学」など、日常で出会った物件をカメラに収める活動も始める。また、大ベストセラーとなったエッセイ『老人力』(98年)では、発想の転換の大切さを世の中に知らしめた。
このようなユニークで多彩な活動を展開し続けた赤瀬川であったが、2014年10月26日、静かにその生涯を閉じた。奇しくもその二日後、千葉市美術館で大規模な回顧展がオープン。最後の部屋に展示された未完成作《引伸機》が絶筆となってしまった。また同時期、町田市民文学館でも全貌を紹介する展覧会が開かれた。[IC]

「赤瀬川原平の芸術原論展 1960年代から現在まで」 2014年10月28日-12月23日 千葉市美術館
「尾辻克彦×赤瀬川原平 文学と美術の多面体展」 2014年10月18日-12月21日 町田市文学館ことばらんど)
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