non
平面・インスタレーション 三木祥子 ----------みき・しょうこ
mikishoko-00.jpg 札幌生まれ。1995年より町田市在住。北里大学卒業後、武蔵野美術短期大学で学ぶ。90年代後半より、環境に配慮した自然の素材を用いた「環境アート」作品を発表している。

  • mikishoko-01.jpg 1
  • mikishoko-02.jpg 2
横浜のギャラリー、アトリエKで個展開催中の作家を訪ねた。会場を入って右の壁には、10本程の檜の間伐材が立てかけられ、そのうちの一本には部分的に赤い糸が巻かれている。「捨てられる、または主役にならない運命にある木に少しだけ手を加えてギャラリーの空間に置くことで、新たな価値としてのアート表現をしたかった」と作家は語る。左側の壁には、世界各地から集めた土を素材とした平面作品が並ぶ。それぞれの土に膠(にかわ)を混ぜ6-7回塗り重ねる。微妙に異なる色味と、大地そのものを切り取ったかのようなテクスチュアが印象的だ。
そして床には、フェアトレード・コーヒー豆の麻袋でつくったクッションが置かれ、観に来た人が腰を降ろしたり寝転んだ時に、檜の香りと静かに流れる環境音楽と共に五感で感じるアート空間を楽しむようなインスタレーションになっている。
これら木、布、土を素材とした作品のほかに、竹墨を使ったオブジェも制作。さらに写真による作品もあり、広島の原爆シリーズや、3.11以降は度々福島を訪れ、第一原発15km圏内の地域の雑草を撮影した作品を国内外で発表。スウェーデン、韓国をはじめ、海外での交流展、招待展に20年来参加、発表している。[IC]

図版1,2=個展「Back to Nature'15」展示風景 アトリエK 2015 eARTh #15-06 2015
町田市ウェブサイトへ 和光大学ウェブサイトへ
和光大学附属梅根記念図書館へ non