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絵画 西山瑠依 ----------にしやま・るい [b.1986-]
nisiyamarui-00.jpg 神奈川県生まれ。2012年より町田市在住。14年、多摩美術大学大学院修了。
13年、鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞を受賞。同年、ガレリア・グラフィカbisにて初個展。

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大学では版画を専攻。現在、水性木版による表現をメインに制作している。摺り上がった木版画の上に鉛筆でストロークを加えることで、新たな動きが生まれる。特徴的なのは、摺る前に版木にも和紙にも、たっぷりと水を含ませることである。水の介在という偶然性を併せもった手法によって生まれた流動的な画面は、モノクロームの色彩と相まって、水墨画を思わせる。
また、版画制作の一方で取り組んでいるのが、鉛筆による線画(ドローイング)である。細密な線の集積(増殖)。その作業は、感情と記憶の整理につながるという。版画と線画。その双方を行き来しながら制作の日々が続く。
「心の内にある次第に増殖する不安や飢餓感、欲望など、未だ形を成さないものを探るように描いています」と作家は語る。今後は映像表現にも挑戦してみたいという。[IC]

図版1=予測 楮紙、水性木版 85×85cm 2013
図版2=実現される可能性 ケント紙、鉛筆 46×70cm 2013
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