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絵画 詫摩昭人 ----------たくま・あきひと[b.1966-]
takumaakihito-00.jpg 熊本県生まれ。1993年滋賀大学大学院教育学研究科修了。その後、マドリードのシルクロ・デ・ベラス・アルテスに学ぶ。92年初個展を開催、大阪の信濃橋画廊を中心に20回以上の個展を展開してきた。2006年に和光大学表現学部芸術学科の教員となり、町田市にアトリエを構えた。東京では、ギャルリー東京ユマニテ(京橋)や紀伊國屋画廊(新宿)で個展を開催。

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作品は、単色でぼんやりとした風景(海や川、砂漠、都会など)を描き、その乾かない画面に巨大な刷毛を上から一気に走らせるもので、シリーズ名は「逃走の線」と名付けられている。作者が愛読するフランスの哲学者ドゥルーズによるところがあり、偶然性や修正が不可能な次元と自分の意図との出会いを図っていく仕事である。
12年の個展(秋山画廊/東京)からは傾向が変わってきている。画面の地となっていた風景の形象は消え、漆黒の画面がひろがり、刷毛の一気に走る線が際立ってきている。15年の個展(ヨシアキイノウエギャラリー/大阪)では、黒の地に刷毛で縦に引かれた白の絵具がほのかな形象をみせ、その偶然の輝きは美しさに溢れていた。最近ではドイツやアメリカでも発表の機会があり、活動の場を広げている。[IC]

図版1=逃走の線 op.455 キャンバスに油彩 145.5×112cm 2015年
図版2=秋山画廊個展より 2012年
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