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彫刻 朝倉響子 ----------あさくら・きょうこ[b.1925-]
東京生まれ。父文夫は我が国近代彫刻における名匠のひとり。響子は次女で、長女摂は画家、舞台美術家として活躍した。響子の彫刻家としてのキャリアは、1948年の日展特選に始まるといっていいだろう。56年には日展を脱退し、個展を中心に活動を展開する。人物像を得意とし、都内のさまざまなところに設置されており、おそらく多くの人が目にしたことがあるだろう。作風は等身大に近い女性像が多く、街の風景のなかに溶け込んでいることが多い。

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小田急線町田駅北口のカリヨン広場に設置されている《woman》(69年)は、彼女の作風の特徴である、スタイルのいい女性像の系譜にある。本来は地面に直に設置されてより風景のなかにあるはずなのだが、広場の改修工事を経て現在のように少し高いところに設置されてしまった。周囲は喫煙者の憩う場でもあり、この女性はタバコをどう思っているのだろう。[IC]

図版=woman ブロンズ 1969
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