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彫刻 北村西望 ----------きたむら・せいぼう[b.1884-d.1987]
長崎生まれ。《長崎平和祈念像》で知られる近代彫刻家のひとり。京都市立美術工芸学校、東京美術学校で彫刻を学ぶ。1915年の文展に2等賞を受賞、活動を本格化する。20-30年代には前記2校で後進の指導にあたった。55年から東京都の井の頭公園内の土地を借りてアトリエをつくり、長崎の祈念像を制作した。58年文化勲章を受章。74年には日展の名誉会長となる。80年東京都名誉都民、81年長崎県名誉県民となる。木彫の平櫛田中とともに長命な作家であった。

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町田東急ツインズEAST館裏側にある《花吹雪》(65年)は、天女が舞い踊る姿をとらえている。当初は金色をしていたのではないだろうか。作者はこうした神話的な主題も手がけているが、人物像を得意とした。この彫刻、かつては周囲を自転車に囲まれていたが、近年は柵を設けて鑑賞に耐えられるようになっている。[IC]

図版=花吹雪 ブロンズ 1965
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