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版画 庄司光里 ----------しょうじ・みさと [b.1974]
shoji-00.jpg 東京都生まれ。1999年、多摩美術大学大学院修了。同年、初個展。
2001年、すどう美術館(銀座)での受賞記念個展をきっかけに発表の場を広げる。町田市ゆかりの作家展(2013年、町田市立国際版画美術館)などのグループ展に参加。1984年より町田市在住。

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大学では版画を専攻。現在は、一版彫り進めによる、多色刷りの木版画を制作している。「木版の色の重なりに惹かれて、これまで続けてきました」と作者は語る。2018年には「結んで・ほどける」というタイトルの個展を地元で開催。「縁や絆、発想や記憶など目には見えないものが、頭や心で他者と結ばれている瞬間を強く感じ、表現したいと考えました。一方でそれらから解き放たれ、自由や成長を手に入れる様をかたちにしたいという思いもあります」。《ほどける》(図1)は出品作のうちの一点。束ねられ、空に向かって飛び立とうとする花・星・鳥たち。それらの形の緩やかなメタモルフォーゼが、ブルー系の淡い色彩と相まって繊細でさわやかな印象を与える。
最近では平面だけでなく、丸みを帯びた張子の立体(図2)や、他者との繋がりをテーマにした参加型のインスタレーションにも挑戦。「伝統的な技法を残し伝えつつ、絵の中から飛び出していくような、木版画の表現方法を広げていきたいと思います」。次回の個展(2020年3月)ではどのような展開を見せてくれるか、楽しみだ。[IC]

図1= ほどける 水性木版 61×61㎝ 2018
図2= しるし  木版張子 和紙 15×13㎝ 2018

展覧会情報:庄司光里 木版画展-風が吹いたら-
2020年3月26日(木)~4月5日(日)11時~17時30分 31日(火)休廊
なるせ美術座 HP http://www.narusebijutsuza.com/
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