non
版画 米澤寛子 ----------よねざわ・ひろこ [b.1986]
yonezawa-00.jpg 愛知県生まれ。2009年、名古屋造形大学卒業。13年、版画工房カワラボ!第1期研修生修了。16~18年、川崎市市民ミュージアムアトリエ版画室指導員。10年、YEBISU ART LABO(愛知)にて初個展。Gallery子の星(東京)などのグループ展で発表。10年より町田市在住。

  • yonezawa-01.jpg 1
  • yonezawa-02.jpg 2
版画の中でも、最近はウォータレスリトグラフでの制作が多い。従来のリトグラフに比べて工程がシンプルで、描いている途中で消して、また描きなおすことができる点が魅力だ。日々の生活の中で、あるいは旅先で印象に残ったイメージを組み合わせて画面を構成していく。「ゴチャゴチャした感じが好きです。以前行ったタイのバンコクのマーケットとか。屋台で食用の虫が売られていたり、置いてあるものすべてが新鮮に映りました」。《Hondana》(図1)は、タイトルの通りに並んだ本を描いたもの。落書きのようなラフな線が特徴だ。
ウォータレスリトグラフのほかに、モノタイプによる版画も制作。単色による前者に対して、カラフルな色彩が画面を満たす。《untitled》(図2)は、一見何気ない風景のように見えるが、よく見ると画面中央の白く抜けた部分がある。「風景の中に自分自身を入れたかった」と。そう聞いて、急に画面に不思議さが漂ってきた。[IC]

図1=Hondana ウォータレスリトグラフ 23×19.5㎝ 2019
図2= untitled モノタイプ 27×33㎝ 2015
町田市ウェブサイトへ 和光大学ウェブサイトへ
和光大学附属梅根記念図書館へ non