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陶芸 安諸一朗 ----------やすもろ・いちろう[b.1951-]
yasumoro-00.jpg 町田市生まれ。1980年、地元の粘土と出合い、陶芸を始める。85年、市内に「陶芸アトリエ」を設立。2004年、独自の研究で、壊れた焼き物からリサイクル釉薬を開発。さらに10年には割れた焼き物を粘土、釉薬で修理する技法を開発した。町田市市民大学でエコ特別講座を開催。

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衣類、紙類、食料品などさまざまな分野でリサイクルが叫ばれている昨今。陶芸の世界でもリサイクルに挑戦している人物がいる。今回取材した安諸さんである。小田急線鶴川駅にほど近いアトリエには、陶磁器を焼くための電気窯のほか、不用になった陶磁器を粉砕する大掛かりな機械などが設置されている。
陶磁器をリサイクルする試みは産地である岐阜を中心に盛んになってきているという。地元の陶芸家を通じてそのことを知り、陶芸に関わる者として、この活動を広めていこうと一念発起。リサイクル釉薬の開発、それを使用した陶芸教室を開くなど、意欲的に活動している。「一説では陶芸制作に向く粘土は、国内であと約100年しか持たないとも言われています。焼き物が好きなので、焼き物の将来のために役立つことがしたい」と。その熱い思いが、日々の研究へと彼を向かわせる。
アトリエの二階には、自作の陶器がたくさん並んでいた。どれもあたたかく優しい味わいである。リサイクルかそうでないかの差はどこにも感じられない。[IC]

図1= 夢 陶芸 ろくろ技法(粘土、釉薬、リサイクル素材)25×12×12㎝ 2011
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